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主なハンドヘルドPC Pro
作成日 99/05/04
更新日 99/07/03
カタログスペックや雑誌での紹介記事などを参考に、店頭で触ってみた感想を交えることにします。
ほしいなと思ったら、実際に店頭で長文を打ったり、適当にいくつかのソフトを起動させてみて、速度や使い勝手を比べてみてください。カタログスペックは、鵜呑みにしてはいけません。自分の用途で持ち運びできる大きさ・重さかなんてことは、実際に持ってみないとわかりません。特にH/PC Proは大きさ的にはサブノートと競合しますが、用途的にはかなり違います。目的、懐具合なども考慮してください。また、ハード構成についても注意が必要です。デジタル携帯電話インターフェイス内蔵、と銘打っていてもPHSを使っている人には関係ないですし、モデムが内蔵されていても、ソフトモデムはマシンの処理速度を極端に低下させるそうですしね。
添付ソフトで判断する場合も、注意点があります。といっても、超個人的な意見ですが、MSの純正ROMソフトはあまり使い勝手がよいとは言い難いので(ごめんね げいつ君)、ROMソフトの補完ソフト(ポケットアウトルックのビューワなど)でできるぐらいのことは、フリーウェアやシェアウェアでもっといいソフトがあります。おまけに迷わされないようにね(とは言うものの、INTERTOPのMOBILESUITEは良くできていると思います)。
あ、そうそう、こちらはH/PC Proじゃないのですが、日立から、CE版ポストペットとCE版ATOKを搭載した、新ペルソナも5月14日に発売されました。早速店頭でATOK Pocketを触ってみましたが、IME98 for CEと全然違いますね。賢い!
さらに、7月あたまには、H/PC Pro版の新ペルソナ(HPW-600JC)も発売されました。こちらはA5サイズの筐体と、モバギR700やテリオス、インタートップと競合する製品になると思いますが、CPUにドリームキャストでその性能を余すところなく見せつけたSH-4を搭載、発売されれば(当面の間は)最速のCEマシンになること請け合いです。
◆日本電気
Mobile Gear II MC-R700
サブノート大のH/PC Pro。これだけ大きいと、マウスなどのポインティングデバイスがほしくなるが、タッチパネルで動く。大きいモバギUという感じ。V.90対応のFAXモデムを内蔵しているが、PDC/Dopa用インターフェイス(NTTドコモ専用)はついていない。動作はきびきびとしていて、R510と同じCPUとは思えない(クロック周波数はあげているようだが)。しかし、バッテリの持続時間はR520と比べてかなり短い。
Mobile Gear II MC-R520
ハンドヘルドPC、R510と同じ大きさを保っている、国内唯一の「小型」H/PC Pro。携帯性を重視するなら、迷わずこれ。価格据え置きの11万円という点も見逃せない。
また、Windows CE 2.0搭載機(R510、R500、R300)から、CE2.11のROMへのアップグレードサービス(20,000円)も開始されている。OSが重くなったので、処理速度はアップグレード前の10〜20%ほど落ちるとのことだが、やってみる価値はあると思う。カシオさんも、やってくれないかなぁ、A-60のROMアップグレード(ついでにメモリ増設も)。
Mobile Gear II MC-R320
白黒モバギことR300の後継。CPUの高速化が図られ(VR4111 → VR4121 131MHzへ)、反射型液晶搭載により、あまり評判のよろしくなかった画面が、ようやく見やすくなった。ROMに英和辞典が搭載され、国語辞典も付属CD-ROMからインストールすることができる。実売価格も下がってお買い得モデルと言いたいところだが、CFスロットがなく、16MBのRAM(最大32MBまで増設可能)以外では、PCメモリカードしか使えない点が痛い。
◆シャープ
Telios〈HC-AJ1〉
BBSで何かと話題なテリオス。薄くてかっこいい、デザイン的に秀逸なマシン。デザインだけではなく、スペック的にも優れており、あのモバギUよりベンチマークは優秀。ディスプレイは大型8.4インチTFTカラー液晶を採用。「液晶のシャープ」の異名は伊達じゃない。ただ、内蔵のV.90互換モデムはソフトウェアモデムなので、PCカードモデムを使用した方がいいと思う。
◆日本ヒューレット・パッカード
Jornada 820
テリオスとは好対照の、無骨な造りのH/PC Pro。基本部分を忠実に造り込んでおり、一流メーカーとしての気骨が感じられる。バッテリの持ちはカタログ値で13.5時間と、カラーマシンにしては驚異的な持久力を誇る。
Jornada 680
HP-620LX後継。厚さ以外はほとんどカシオペアと変わらない大きさで、ほかのH/PC Pro同様の本格的キーボードを搭載している。ただ、CPUがSH-3の133MHzであり、急激に反応が鈍くなることがある。パワー不足の感は否めない。
◆富士通
INTERTOP CX300
チタン製の、おしゃれかつ頑丈なH/PC Pro。INTERTOPの名を冠するだけのことはあって、富士通の力の入れようが窺える。26mmもの薄さなのにキーボードも打ちやすく、カードスロットやシリアルインターフェースをうまく側面に配置しているなど、完成度は高い。旧INTERTOPのデータをCX300に引き継げるなど、モバギ同様、ユーザー配慮もGood。個人的には、オプション品のペンスキャナに強く惹かれる。
◆日立製作所
PERSONA HPW-600JC
CPU、SH-4搭載で、現行ハンドヘルドPCで最速を誇る(ハズ)。B5ノートサイズで、横幅は旧シリーズのHPW-230JCなどより狭い。小振りで、持ち運びやすそう。ATOK Pocketもインストール済みで、日本語変換も最強。
カシオペアA-60の後継機が出ない理由!?
5/14に発売された新ペルソナがH/PC Proでないことについては、「日立はドリームキャストで性能実証済みのSH-4をペルソナに搭載するつもりだ」との噂も飛び交っていました。案の定、7月あたまにはSH-4搭載のHPW-600JCが発売され、噂を肯定することになりましたが、カシオも、A-60後継機をなかなか出さないのは、SH-4をはじめとする、日立部品を待っているのかもしれません(カシオペアA-60の内部が日立部品だらけというのは、知る人ぞ知る事実!)。SH-4搭載のペルソナ(HPW-600JC)発売後、何らかの動きがあるかも!?
カシオペア A-60は、MobilePCの売れ筋チェック・ランキングなんかを見ていると、毎月、WinCE端末の上位5位の中に入っています。あの筐体サイズはやはり、需要が多いんですよ、やっぱり。このままの大きさで(カラーかモノクロかは意見の分かれるところですが、Jornada680がカラーなので、個人的には、やっぱりカシオペアはモノクロを優先してほしいと思う)、メモリ32MB搭載の、CPU SH-4カシオペアが出れば、かなりの売れ行きが予想されるのですが・・・。
まさか、パームPCで儲かっているから、もうハンドヘルドPCは作らないなんてことはないと思うのですが・・・ね、カシオさん?
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