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H/PCをLANに載せるA

-LAN上の共有フォルダにアクセス-

作成日 00/03/19
最終更新日 01/02/18

★LAN上の共有フォルダにアクセスしてみよう

今回は、LAN接続第2弾として、H/PCから母艦やLAN上の共有ファイルにアクセスする方法を述べたいと思います。
H/PC Proは直接、Office97/2000のファイルを開くことができるので、用途はぐんと広がります。ただし、母艦の共有フォルダにアクセスするという一点においては、H/PCから母艦を見に行くより、母艦から、ActiveSync経由でH/PCをつつく方が、はるかに高速です。

★Microsoftネットワーク共有サービス

Windowsには、ローカルファイルやローカルプリンタを共有するために、「Microsoftネットワーク共有サービス」という機能があります(以下、共有サービスと略す)。この、共有サービスを組み込むことで、自分のパソコンの中にあるフォルダや、パソコンと直接接続しているプリンタを、同一ドメイン上のネットワークにある、ほかのコンピュータから利用できるようになります。
H/PCから母艦のフォルダにアクセスするには、この共有サービスを組み込む必要があります。

共有サービスを組み込むには、まず、WindowsのCD-ROMを用意してください。作業の途中でCD-ROMが要求されるので、先にCD-ROMをドライブに挿入しておきます(オートランがかかったら、ウインドウを閉じてください)。
準備ができたら、コントロールパネルを開き、「ネットワーク」のアイコンをダブルクリックします。
ネットワークのプロパティが表示されるので、「追加」ボタンを押します。インストールするネットワーク構成ファイルから「サービス」を選ぶとリストが現れるので、製造元でMicrosoftを選び、一覧から「Microsoftネットワーク共有サービス」を指定します。
Microsoftネットワーク共有サービスのインストールが終了した時点で、一度、コンピュータを再起動します。

★共有の設定

無事、インストールが終わったら、実際に共有の設定をしてみます。
適当なフォルダかドライブを、選んでください。
選んだら、そこで右クリックします。ポップアップメニューに、「共有」という項目が増えているはずです。押してみましょう。
すると、共有設定のウインドウが開きます。ここで設定できるのは、次の内容です。

  1. 共有フォルダ名:ほかのコンピュータからこのフォルダを見た場合の名前(指定しない場合、フォルダやドライブの名前がそのまま使用されます)
  2. アクセス権限:勝手に、ファイルを書き換えられたり削除されると困るので、読み取り専用かフルアクセスかの設定ができます。パスワードをかけることができるので、パスワードを知っている人だけアクセスできる、とすることもできます。

★実際には、どのように見えるのか

設定が終わったら、早速、H/PCからアクセスしてみます。ここでひとつ、注意点です。 共有サービス自体は、母艦とのパートナーシップと、なんら関係がないものです。最初に記したとおり、同一ドメイン上の共有フォルダにアクセスするのであって、NTサーバがあるのならば、作業的には、NTドメインにログインすることになります。したがって、母艦とパートナーシップを結んでいないH/PCでも、NTサーバにログインできるのなら、共有サービスは利用できます。
NTサーバがない場合、母艦をWINSサーバとして利用します。この場合も特に、ActiveSyncで母艦と接続する必要はありません。

H/PCのタスクバーからスタートボタンをタップし、「ファイル名を指定して実行」を選びます。
ウインドウが開くので、「名前」欄に、次の要領で、共有フォルダのフルパスを入力します。

  「\\コンピュータ名\共有フォルダ名」

たとえば、コンピュータ名が「HUNTER」、共有フォルダが「SHARED」の場合、

  「\\HUNTER\SHARED」

と入力します。
(「どのコンピュータの中の、何というフォルダか」だけを指定すればいいので、フォルダのパスは、必要ありません。「SHARED」が c:\My Documents でも d:\data でも、共有名を「SHARED」としていた場合、「SHARED」と入力します)
また、フォルダではなく、直接ドライブを指定することもできます。下の図を例にすると、”HUNTER”のCドライブにアクセスしたい場合、

  「\\HUNTER\Master」

と入力します。

構成図
簡易LANを図示してみました。自宅にサーバを持っている方は少ないと思いますが、サーバのない簡易LANでも、H/PCから見て母艦がサーバになりますので、原理的には同じと考えてよいでしょう。

同一ドメインであれば、LAN上のほかのパソコンにもアクセスできます。ただし、この場合、NTサーバにログインするという作業が必要です。
図のように、コンピュータ名「TANAKA_S」の共有フォルダ「Dream」にアクセスしたい場合、

  「\\TANAKA_S\Dream」

と入力します。
当然のことですが、共有していないドライブやフォルダには、アクセスできません。

WindowsCEでは、WINSによる名前解決を行っているので、わざわざIPアドレスを指定しなくても、コンピュータ名だけで目的のコンピュータに到達することができます。「LANで母艦と接続」で、プライマリWINSを母艦に指定しましたが、こうすることで、母艦がWINSサーバの役割を果たしてくれます。ちなみにWINSとは、「Windows環境で、ネームサーバ(コンピュータ名からIPアドレスに変換するためのサーバ)を呼び出すためのサービス」のことです。

ハンドヘルドPCは、マイクロソフト・ネットワーク(NTドメイン)のシン・クライアントとしての側面も持っているので、比較的スムーズに設定できるかと思います。

参考URL

アスキー デジタル用語辞典

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