
[PocketCafe トップ] [Pocketに書斎][Pocket日記] [Mail]
ポケットIE
作成日 99/05/03
PocketIE Pocket Internet Explorer、略してPocketIEは、H/PC標準のwebブラウザです。CE1.0時代はフレームページを表示できませんでしたが、CE2.0以降では、フレームにもちゃんと対応しています。とはいえ、PocketIEでのブラウズは、お世辞にも快適とは云えません。 さらに、機能的には母艦用のIE3程度の機能もなく(※)、フレームはサポートするようになったけど、スタイルシートやダイナミックHTML、JAVAなどには未対応だったりします。JAVA Scriptについても、一部しか動作しません。 ※ Jornada680搭載のPocketIEのバージョンは、「Mozilla/2.0 (compatible; MSIE 3.02; Windows CE) 」になっています。 使い物にならないのか? こう書くと、まるで使い物にならないような感がしますが、PC版のブラウザと同じ性能を求めさえしなければ、PocketIEもそれなりに使えます。
あと、母艦の”お気に入り”をH/PCにコピーする手もあります。お気に入りは、母艦のIEが4以上であれば、「c:\windows\favolite」のショートカットを、ActiveSync経由で「\Windows\お気に入り」にコピーするだけで、そのまま使えるから便利です(だけど、H/PCの横長画面では、すべてのお気に入りをコピーすると、かえって使いにくくなるので、ほんとうに必要なものだけをコピーするようにしましょう)。
母艦をプロキシサーバにする 母艦とsyncして使う場合には、もっと便利な使い方があります。それは、母艦をプロキシサーバにしてしまうことです。 Windows用のプロキシサーバでは、「BlackJumboDog」という、優れたフリーウェアがあります。BlackJumboDogのいいところは、なんといっても設定が簡単なところですね。クライアントのIPアドレスを指定するだけで、終わりです。逆に、クライアント側では、プロキシを使用」にチェックを付け、プロキシサーバのIPアドレス(ネットワークアダプタに設定した、プライベートIPアドレスです。プロバイダから割り当てられるグローバルIPアドレスではありません)を入力するだけで済みます。 H/PC側の設定 BlackJumboDogの設定 クライアントがブラウズすると、ログが出力される。 プロキシを経由した方が、H/PC単体でブラウズするより、PocketIEのスピードは遙かに早いです。これは、H/PCがモデムを制御しなくてすむからだと考えられます。
更新日 99/07/03
最終更新日 00/10/09
最近では56kモデムを内蔵したH/PCが増えてきたり、64k通信環境も整ってきましたが、PocketIE自体の動作が遅すぎて、ちょっと凝ったページでは、すべて表示しきるまでに時間がかかりすぎるからです。
あと、メモリは結構使います。カシオペアAシリーズのように8MBしかRAMのない機種では、画像を表示するようにしていると、ブラウズ中によく固まってしまいます。僕はJornadaのプログラム実行領域を9MB以上にしているから、ブラウズ中に固まるなんてことは滅多にないけど、いきなり爆遅モードに突入することはよくあります。メモリ関連で云えば、Temporary Internet File もストレージに置けないみたいだし。特に必要でない限り、画像の表示はしないようにしておいた方がいいでしょう。
どこででも、さっとブラウズできるというのが、PocketIE(というか、H/PC)のアドバンテージであって、そこは多少の割り切りが必要かなぁと思います。
PocketIEは表示が遅いので、欠点を補うためには、若干工夫が必要です。よくあるパターンでは、ブックマークを書き出してHTMLファイルにしておく方法があります。Netscapeには、ブックマークをHTMLファイルに書き出す機能があるので、Netscapeユーザーは、是非使ってみてください。
PocketIEのオプションの中に、「プロキシサーバー」という項目があります。プロキシとは「代理」という意味で、直訳すれば、代理サーバになります。クライアント・サーバ・システムでは、「クライアントマシンの代理で、ネットに接続している」マシンを指します。クライアントマシンは、直接ネットに接続しなくても、プロキシサーバを経由すれば、ブラウズができるようになります。



モデムの制御には、かなりのCPUパワーが必要とされます。というのも、WindowsPCの内蔵モデムの大半は、Winモデム(Winモデムという言葉自体は、どこかの登録商標だったような気がする)といって、ハードウェア的に、モデムの全機能を持っておらず、一部の機能をソフトウェアでエミュレートしているのだそうです。おそらく、H/PCの内蔵モデムも、Winモデムであると考えられます。そんなことしていると、CPUの負荷が高くなるのは当たり前の話ですね。